車を購入または、売る時にディーラーから必ず勧められる自動車保険。
私の場合も、かなり強引に勧められました。（こちらの記事参照）
果たして、ディーラーが勧める保険は良いものなのか疑問に思ったので、
メリット、デメリットについてまとめてみました。
デメリット
保険料が高い
とにかく保険料が高いです。
特にネット型と比べてしまうとかなり違います。
ちなみに私の場合は、同じ条件で比べるとネット型の方が、
年間で３〜４万程安くなりました。
これは、ネット型は直接客が保険業者とネットで申し込みをするので、
人件費を大幅に削減できている点が大きいです。
ディーラーが扱う代理店型の自動車保険は、
どうしても、代理店に払うお金が発生します。
このお金が、保険料を高くしている要因です。
保険期間が長い
ディーラーの勧める保険は、
大体３年契約になっていることが多く、
途中解約の場合に、すでに払っている保険料が全額戻ってこない。
解約した場合に戻ってくる保険料を「解約返戻金（かいやくへんれいきん）」と呼びます。
各社によって設定が異なりますが、保険料の何パーセントかは、保険会社へ行き、
全額戻ってこないのです。
保険登録の反映が遅い
これは、実際に申し込んでわかったのですが、
代理店型の保険は、保険開始しているのにも関わらずに、
保険会社の窓口に問い合わせても２〜３日は登録をその場で確認取れないんです。
これは、なぜかというと代理店が保険会社に手続き申請をして、
その後、保険会社の方で確認、手続きを経てやっと保険会社の窓口に反映されます。
なので、保険開始してすぐに保険会社の窓口に電話すると、
まだ反映されていないので、確認しますといって折り返しになることが多いです。
ちなみにネット型は、申し込んだ直後から、すぐに登録が反映されます。
自分にあった保険のプランを検討しにくい
ネット型の保険の場合は、細かくオプションの追加や、
料金設定がいじれて、それがすぐに金額反映されるので、
自分にあった保険のプランを探しやすいです。
しかし、代理店型の保険は、オプション１つ追加するだけで、
担当者に言って、見積もりを出しなおしてもらわなくてはいけないので、
やりとりが面倒ですし、自分にあったプランを探しにくいです。
メリット
値引きしてくれる
例えば、車を買う場合に、ディーラーが勧める保険に入る条件で、値引きしてくれる場合があります。
これ、正式にはダメな行為です。
保険業法第300条
「保険の割引や割り戻し、保険募集に関しての特別利益の提供」などを禁じている。
しかし、ディーラーさんのほとんどが当然のように行なっています。
メリットと書きましたが、値引きしてくれる額は、
高い保険料をずっと払う額に比べたら、
そこまで得ではないですね。
ディーラーが手続きを代行してくれる
保険会社とのやりとりは、全てディーラーがやってくれるので、
言われた場所に名前、住所、印鑑を押すくらいで、
特に他はやる必要がありません。
ネットが使えない方とか
総評
ネットを普通に使えている人なら、断然ネット型の保険の方がメリットが高いです。
この記事をすでに見ているという時点で、ネット型で問題ないです。
ディーラーの圧力に負けずに、自分の目で保険を検討してみることをお勧めします。
最初に入る保険こそ、大事になってくるので、納得した上で決めてください。
とは言っても、保険会社はたくさんあって比べるのに困るという方は、
一括見積もりで他社と比較するのがわかりやすいと思います。
以上、少しでも誰かにとって参考になれば嬉しいです。
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