高麗芝を張って2年目。
いつものように芝生を刈っていると芝生が一部分茶色になった。
なんだこれは。。。
そう、これが軸刈りなんです。
軸刈りとは?
何やら調べると、軸刈りとは、茶色い茎の部分と緑の葉部分の堺(生長点)より低く刈ってしまった場合に起こるとのこと。
赤い線より下で切ると軸刈りになる
芝生は、緑の葉部分で光合成して成長するので、緑部分がなくなった芝生は成長が鈍化する。
この軸刈り、芝生素人の私にとっては、かなり悩ましい問題なんです。
一回軸刈りが起こると、また、同じ個所で軸刈りが起こる。
そんな悪巡回のスパイラルに私は落ちいっていました。
この軸刈り何で起こったんだろう?
軸刈りが起こった理由
まずは、敵(軸刈り)と戦うには、敵のことをよく調べなくては。
調べていくと軸刈りになる主な要因は、
①長く伸ばした芝生を一気に短く刈り込むとなる。
長く芝生を伸ばすと、生長点が高くなってくるため、一気に短く刈り込むと緑の葉の部分がなくなってしまう。
芝生は全体の長さの1/3程で刈込むよう心がけるとよい。
②地面が凸凹だと起こりやすい。
芝刈り機の刈る高さが適切でも、地面が上がっている場所やへこんで芝刈り機のタイヤが下がってしまう場所では、刈る高さが低くなるので軸刈りになることがある。
さて、私の場合は、おそらく②の地面が凸凹のようです。
割と小まめに芝刈りはしていたし、刈り込み高さは高く設定していたし、部分的に茶色になることから、原因は地面の凸凹かと。
芝生を張る際に、素人の私が転圧機で平らにする訳もなく、ひたすら足で平らにしただけ。
しかも、水はけをよくしようと少し高低差をつけたことによって、芝刈り機が入ると、低く刈ってしまう場所ができてしまった。
というわけ。。
軸刈りの対処方法
軸刈りの対処方法は、基本は新しい芽が生えてくるのを待つ。
ですが、私の場合は地面が凸凹が原因なので、この原因を直さないとまた軸刈りが起こるわけです。
やっかいですね。
今更、地面の凹凸直せるのか。。。
とりあえず、なんとなく軸刈りが起こっている箇所に土を撒き対策。
撒いた土は芝生の目土・床土にも使えるこちら。
しかし、土を撒いても軸刈りは直らなかった。
芝生が再び伸びてきて、芝刈り機で刈るとまた軸刈りになるという悪循環。
芝生難しい~
そこで、芝専用のハサミで長めにカットし対応。
これ以外と効果ありました。
どうしても芝刈り機だと、芝生それぞれの生長点を気にせず一気に刈込んでしまうので、
ハサミで自分の目で確かめながら長さを調整していけたのは良かったです。
軸刈りが起こった箇所だけ、このハサミでのカットを3週間ほど繰り返しました。
そして、3週間ほど経った頃、大分緑が戻ってきました。
軸刈り3週間後の様子
軸刈りの時期が7月前半くらい。
芝生の成長がまだ盛んな時期だったのもあって早めに回復しました。
これが9月とか芝生の成長が盛んでない時期だと難しかったかもしれません。
ただ、やっぱり軸刈りが起こった場所は、他の部分と比べるとまだ芝の量が少ないですね。
完全に戻すには、来年ですかね。
全体写真
そして、私が芝張り1年目から愛用している芝刈り機はこちら。
ゴールデンスター手動芝刈機 ナイスバーディーモアー GSB-2000N(キンボシ)
手動芝刈り機ながら、2年目にしても未だ切れ味が落ちずスパスパ切れるので、大変重宝しています。
刈った後も奇麗に均一になる芝生。
これは、ハサミだけでは難しいですね。
この芝刈り機を上手く使って、軸刈りが起こらないよう心掛けたいと思います。
ポイントは、
芝生の全体の長さを1/3程を刈込む。
地盤の凸凹をなくす。
これからも日々勉強しながら、この芝を管理していこうと心に誓った芝生2年目でした。
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