コロナ後の沖縄はどうなる? 旅行は?影響は?

コロナウイルス
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沖縄大好きなサラリーマンが語るコロナ後について。

 

沖縄といったら観光・旅行のイメージだから、

今回の新型コロナウイルスの影響は大きいですよね。

 

 

近年、沖縄の利用数は右肩あがりで、

まさにバブル状態でした。

 

 

そんな沖縄に溢れすぎていたサービスが整理されて、

より必要なものだけが残る。

 

沖縄の観光業界にとって新たな変革期を迎えるんじゃないかと思っています。

それでは、現在の沖縄の現状から見ていきましょう!

 

 

 

沖縄県の現状

 

沖縄での新型コロナウイルス感染状況(6月7日現在)

感染者:142人
死者:7人
38日間感染者ゼロ

 

観光客数について

2020年4月の観光客数は7万7,300人 。

2019年4月の観光客数は85万1,400人 。

その差は-77万4,100人減少⤵︎

 

減少数としては過去最大になってしまいました。

全国で緊急事態宣言による外出自粛の影響が反映された形とりましたね。

 

 

沖縄の倒産情報

次に沖縄の倒産状況についてです。

帝国データバンク福岡支店が7日発表した

3月の九州・沖縄の企業倒産件数(法的整理のみ)がこちら↓

 

前年同月比9%増

倒産件数は70件

 

大きなところだと、

「アクアレンタカー」を営むニューステップが3月23日、那覇地裁に民事再生の手続きを申し立てた。
新型コロナウイルス感染拡大に対応する公的支援制度も間に合わないほど、急速に経営が悪化したためだ。

沖縄タイムスより

 

 

 

 

解雇される現状

そして沖縄の労働者が解雇される事案が増えてきています。

特に影響が多いのが観光業に従事している非正規社員の人。

 

解雇や雇い止めが、5月22日時点で158人いることが沖縄労働局のまとめで分かった。

県内で初めて感染が出た2月には3人だったが、3月は19人。

4月はなかったが、5月になり急増している。

沖縄タイムスより

 

 

また、以下のような急に雇い主から解雇される状況が起きている。

「南部地域のホテルで4月14日まで自宅待機、15日で全員解雇と言われた。解雇条件について掛け合ったが、経営者は話を聞かず拒否している(正社員・女性)」など解雇を言い渡された事例もあった。

 

「会社が3月中旬から休業しているが、アルバイトの自分には休業手当が払われていない(観光バス運転手・60代男性)」

 

「レンタカー会社に数日間休むよう言われたが、賃金補償しないと言われた(派遣労働者・男性)」など、賃金に関する相談が多かった。

沖縄タイムスより

 

経営者も厳しいだろうけど、解雇された労働者はたまったもんじゃないですよね。

そんな沖縄が今後どうなるのか?

私なりに調べてみました。

 

 

 

コロナ後の沖縄はどうなる?

沖縄の現状をみてもらった通り観光客が減少し雇用の喪失が起こりつつある。

観光収益で成り立っている沖縄。

この状態が長く続くと大幅な雇用カット倒産が待っている。

 


沖縄県庁 観光要覧より

 

上の図は平成 29 年度の沖縄県における旅行・観光消費について。

経済波及効果の金額は1 兆 1,700 億円。

それに伴う雇用効果は 142,734 人

 

沖縄にとって観光業がもたらす経済効果がいかに大きいものかがわかる。

次に具体的に影響が出てくる事象について。

 

 

 

レンタカーの危機

沖縄滞在中に観光客が理由している交通手段で最も多いのがレンタカー。

しかし、新型コロナウイルスの影響で最も打撃を受けたのもレンタカー会社。

 

 

民事再生手続きをした「アクアレンタカー」に始まり、

今後も同じようなレンタカー運営会社が出てきてもおかしくないですね。

 

 

そもそも、沖縄のレンタカー会社は急速に増えすぎて、本島は渋滞だらけ。

あちこちにレンタカー会社がある状態です。

沖縄の国土には限界があるので、厳しい話ここらへんで生き残る会社とそうでない会社が整理されていくのではないでしょうか。

 

 

外国人観光客の減少危機

令和元年度 沖縄県入域観光客統計概況より

 

上の図は2019年度の外国人観光客数で、

「台湾」、「韓国」、「中国」などアジアからの観光客が圧倒的に多い。

新型コロナウイルスの感染拡大が最初に広まっていった国でもあるので、

沖縄観光に深刻な影響が出ましたね。

 

 

そしてなんと沖縄観光客数の約1/3は外国人観光客なんです(平成30年度入域観光客数より)

 

え!そうなの?

 

 

すなかじ
すなかじ

沖縄って外国人観光客に人気なんですよね。

 

2019年度の外国人客数は前年度比-17%となった。

2020年度はさらに落ち込む可能性がある。

 

 

今後、またウイルスが猛威を振るったときに、

渡航制限や外出自粛により外国人旅行客の減少が起きる可能性があるので、沖縄のさらなる進化が必要になってきますね。

 

 

 

ホテル業界について

平成30年版観光要覧より

 

 

ホテル業界は、沖縄の観光客数増加ともに急速に増えてきた。

今回の新型コロナウイルスの影響を最も強く受ける業界の一つでもありますね。

なぜならホテル業界は維持コストが高い。

 

 

沖縄の急騰する地価にしても、多くの人件費、設備維持など莫大なコストがかかっています。

観光客数の減少が長引けば、体力のあるホテル会社しか生き残れない可能性がある。

 

 

 

 

沖縄リゾートウエディングウエディングは意外と大丈夫?

「沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課調べ」より

 

沖縄のリゾートウエディング挙式数は右肩あがりですよね。

 

ブライダル市場が減少傾向↓にある中、これって凄いことですよね。

 

 

なぜ沖縄が人気といえば世界でも評価されるほどキレイな海、自然を感じながら結婚式ができるってことですよね。

そしてリゾートウエディングは少人数で簡易的にできる。

また旅行のついでにも向いているため、需要があるんですね。

 

だけど、

今回の新型コロナウイルスでリゾートウエディングの影響が出るのは避けられない。

 

 

だけどだけど、

これってチャンスでもあって、大人数で行う都市での結婚式場はウイルスが流行りだすとリスクが高いことが今回わかった。

なのでリスク回避のために需要が減る可能性がある。

 

その需要を取り込むのが、リゾートウエディングかもしれないですね。

 

少なくとも、今回の緊急事態宣言をうけ結婚式を見合わせたカップルにとって、

せめて写真だけでもという需要を獲得できるのではないかと。

 

 

 

まとめ

観光・旅行による経済効果が大きい沖縄。

今回の新型コロナウイルスの影響によって、

外国人観光客を始め、国内の観光客が減少傾向にあるので、

ダメージは大きいといえる。

 

特に、下記の業界は収益が減少すると維持費に圧迫されるリスクがあり、

ライバル会社も多く存在しているので生き残りが厳しくなりますね。

・レンタカー会社
・ホテル業界

 

 

それでも、リゾートウエディングといった需要は、

まだまだコロナにも負けない力があるし、

沖縄の自然の輝きは世界でも有数です。

 

 

沖縄は私自身が大好きな場所でもあるので、

いち早くコロナが終息して、

コロナ後の一皮むけた沖縄に期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

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