住宅を購入する上でとても大事になってくるのが不動産仲介業者です。
正直、私自身もたくさんの仲介業者に行き多くの担当者に会いました。
その中で、下記のような不動産仲介業者はお勧めしない点を私なりの視点でまとめてみました。
客の希望をじっくり聞かない
客の希望をじっくり聞いてくれるかは重要です。
これができていないと、希望と違う物件を見せられ時間を無駄にします。
中には、価格帯と大まかな間取りだけ聞いて、とりあえず何件か見に行きましょうと早々に物件を案内する仲介業者もいます。
一つ一つ丁寧に希望を聞いてくれて、それをきちんとメモし、また次会う時に忘れていない事。
これが、確実にできている事がポイントです。
客の希望に沿わない物件を紹介する
客の希望に沿う物件を紹介する事があたりまえのように感じると思いますが、そうではない仲介業者は意外にたくさんいます。
例えば、中古住宅を希望しているのにいつのまにか新築住宅を勧めてきたり、
駅から平坦に通える土地を希望しているのに、途中にすごい急な坂があったりと。
また、最初だけ希望に合う物件を見せ、その次から希望とは違う物件を次々と立て続けに紹介してその中から選ばせようとする業者には注意してください。
これには仲介業者にとって、物件を売った際に利益幅が多い物件を優先していたりと裏の事情があったりします。これについては、こちらの記事(不動産仲介業者が中古戸建を勧めない理由)を参照。
信頼できる仲介業者は、希望に沿った物件が1つしかなければ、それのみを紹介し、また次出て来たらすぐに紹介しますと言って無駄に時間を引っ張らない業者。
もちろん、完璧に希望に沿う物件を紹介し続けるのは難しいので、そういった場合は、物件紹介前に一部希望通りではないことを、きちんと説明してくれる仲介業者を選びましょう。
契約を強引にしようとする
物件を初めて見た際に、強引にその日で契約を迫る仲介業者がいます。
「今日、契約をしないと他のお客さんに取られてしまいます。」とか
「これ以上良い物件はないです。これに決めましょう」など、圧力をかけてきます。
ある意味、本当な部分もあるかもしれませんが、客の気持ちを考えずに強引に契約を迫ったり、
契約が今日できないとわかると態度を急変する業者にも注意が必要です。
仲介業者も契約ノルマがあったり、自分の給料に関わってくるので必死な方が比較的多いです。
押しに弱い方は、親など家族と一緒に行くのもありかと思います。
紹介する物件の下見をしていない
大体の不動産仲介業者は、客に勧める物件は事前に下見をしてから紹介します。
それはそうですよね。事前に見てなければ、その物件を自信もって客に勧められないですよね。
ですが、中には事前に下見せず物件を紹介する仲介業者もいます。
「初めて来ましたが、ちょっとここの坂道は急で大変ですね。」とか、平気で言う業者も実際にいました。
では、なぜ紹介したんだという気持ちになりますし、時間を無駄にします。
平気で嘘をつく
これは、人として残念ですね。
すぐに違う仲介業者に行きましょう。
実際に私が経験して印象的だったのが、
「この物件は当初の値段より200万円安くなっています。これはお得ですよ」と言った内容。
その時はそうなんだと嘘に気づきませんでしたが、後日メールで改めて、当初よりいくら安くなったのか回答を求めた所、
「先日の値引きした話は間違いでした、人気がある物件ですので当初の売り出し価格より下がっていません」と返信がありました。
何か怪しいなとか、はっきりさせたい場合、メールで回答を求めてみるのも一つの手です。
仲介業者は自分の言った嘘が、形に残る事を恐れます。
口頭では平気で嘘をつく業者も、メールや文章などではできません。
後々問題になると厄介だからです。
これから住宅購入を考えている方、または探し中の方が、
信頼できる仲介業者に出会え、気持ちよく住宅を購入できることを願っています。
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